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トラウト (SS-202)
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トラウト (SS-202) : ウィキペディア日本語版 | トラウト (SS-202)
トラウト (USS Trout, SS-202) は、アメリカ海軍の潜水艦。タンバー級潜水艦の一隻。艦名はマスの総称に因み命名された。トラウトは就役から喪失までの5年間に85本の魚雷を発射し、そのうち32本を命中させている。この積極的な雷撃によってトラウトは23隻の敵船を沈め6隻を損傷させた。撃沈総トン数は87,000トン、損傷を与えた敵船75,000トンに達した。このほか水上戦闘を経験すること6回と積極的に戦闘を行い、8回の爆雷攻撃を生き延びた。魚雷の改良以前には、潜水艦隊司令官チャールズ・A・ロックウッド中将(アナポリス1912年組)を激怒させた魚雷の不良にも泣かされ、発射した魚雷85本のうち5本の目標到達以前の爆発が記録されている。
==艦歴== トラウトは1939年8月28日にメイン州キタリーのポーツマス海軍造船所で起工した。1940年5月21日にウォルター・B・ウッドソン夫人によって命名、進水し、11月15日に艦長フランク・W・フェノー・ジュニア少佐(アナポリス1925年組)の指揮下就役する。 1941年7月2日、トラウトは僚艦トライトン (''USS Triton, SS-201'') とともにニューヨークに向けて試運転を行ったあと、パナマ運河とサンディエゴを経て太平洋に向かい、8月4日に真珠湾に到着。その後、トラウトは第62潜水群に編入された。
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